書家の写真2 ∞ 八戸香太郎

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さて、パラグアイ戦も┣¨┣¨━ンと行きますよ!!

いやー、デンマーク戦は燃えましたね!「練習で出来ない事は試合でも出来ない。だから練習が大事だ」って今まで散々言われてきましたけど、あれウソですね。だって練習試合も含めて3点なんか取った事なかったですから。。

NYC在住の日本人が全員集結していたんではなかろうか、というくらい日本戦を放映していたスポーツバーは満員でした。平日の昼間になぜ?という疑問は拭えませんが。。



その時は気分も良かったんですが、唯一残念なのはそのスポーツバーの様子が日本のニュースで流され、私も顔を晒してしまった事です。メールで知ったんですがね。引きの映像だとしても、腕章も付けず、何の説明もなく、勝手に撮って勝手に放映するって、日本には肖像権がないのかな?と思いました。

で、ちょっと調べたら、やはり肖像権というのは国内法でその権利について明文化されておらず、かなりぼんやりしているらしい事が分かりました。その解釈も「報道のためであれば、公共の福祉が優先され、肖像権としての権利は比較的に小さいとされています。」というメディア側の言い分が採用されている。だから隠し撮りをしてもメディア側が「公共の為」と言い張れば良いわけです。

しかしアメリカは訴訟の国なのでそういう適当な事はまかり通らない。特に子供の顔が出る場合はかなりキチンと対応しないといけません。LAの小学校でワークショップした時は新聞やテレビクルーが取材に来ましたが、事前に学校側と協議をして、全員の保護者から撮影許可のサインをもらっていました。私も含めての全員です。そうでないと取材出来ないのだそう。それで結構時間が掛かって面倒だったのですが、ま、当然といえば当然でしょう。プライバシーは守られて然るべきです。

肖像権には映像だけでなく、写真にも大きく関わってきます。何気ないストリートスナップを撮って、それを作品として発表する場合にも大きな問題を含んでいます。例えば上の写真ではどこまで許諾を得るべきでしょうか。その辺は実にさじ加減だそうですが、この場合はこちらを向いている人でしょうね。あとは顔を認識できないくらいなのでOKだと思います。当然顔が写っている人には確認をしました。こんな個人的なブログだとしても、それくらいは気をつけるべきでしょう。ところがマスメディアは何でもありで、顔が出ようが何だろうがおかまいなしです。実際今回の件は私を見た、という人からメールをもらって初めて知ったわけですから、顔が認識できるくらいに映っていたという事でしょう。会場では所狭しと人が溢れ返っていましたが、マスメディアは大きいカメラを振り回して邪魔で仕様がなかったのは思えています。しかし皆試合に集中していたし、腕章もなかったので、地元の局なのか日本の局なのか、何の目的なのか、あの場で理解していた人は恐らく皆無でしょう。

確かに、例えば渋谷のスクランブル交差点を撮った時、全員のサインをもらう事は実質無理でしょうが、それでも撮る側の心構え、意識として気をつけるべきです。自戒も込めてアンリ・カルティエ=ブレッソンの言葉を紹介しておきます。「表現の自由だから」で逃げる前に、キモに命じておくべきです。

「人の写真を撮るのは恐ろしいことでもある。なにかしらの形で相手を侵害することになる。だから心遣いを欠いては、粗野なものになりかねない。」ーアンリ・カルティエ=ブレッソン

法的に問題ないはずだから何をやっても良い、という日本のメディアもこの言葉の意味を良く考えた方が良いです。自らの品性が底辺まで失墜していると認識してほしい。もはやそこにはモラルが存在していません。

ちょうどアンリ・カルティエ=ブレッソンの展覧会がMOMA開催されていますが、どれも素晴らしい写真ばかり。何が素晴らしいかというと被写体とカメラの間にある信頼関係が、です。なぜ、その場所に、そのタイミングで、その人に、シャッターを切れるんですか〜?と聞きたくなるくらい。久しぶりに35mmのフィルムカメラを持ち出したくなりました。

さて、パラグアイ戦がもうすぐです。かなりシビアな戦いになると思いますが、もう一回勝ったら最高だなぁ。毎回毎回この時期は欧米の友達と話したくありませんでしたが、いまは「あれ、キミら次の試合いつ?」とイジワルも言える!何と言ってもフランス・イタリア・イギリスが既に消えてますからね。そんな中でどう闘ってくれるのか!?

とにかく98年の初出場から12年。あの時はフランスまでW杯を観に行きましたが、あれからの12年間、日本代表と私はどれだけ成長してきたのか!?

もちろん今回はカメラが無断でまわってない所で観戦します。ニッポン〜!!!


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photo by kotarohachino - -
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